「住環境習慣コンディショニング」は、新習慣を家族に届けます。

「良き家庭は良き社会を創る」という共通理念を持つお客様と
建築専門家は、
めざす目的は同じ「家族が永く快適に暮らせる住まい創り」
ここは、そんなここざしの両者が共有する場所。

 

―あらたな家族の歴史を刻む住まい創りの落とし穴「新築ブルー」―

数年前、新築した知人宅へお祝いを持っていた時のことです。知人は私の顔を見るやいなや
「この家には住みたくない」と言ったのです。話を聴くと、知人は、家族が集うリビングに
とてもこだわりがあって、計画段階からリビングの天井を他の部屋より高くしてほしいと言っていた
そうです。しかし、建物が完成していくにつれて、知人がイメージしたほど天井が高くないことに
気付いていたものの、打合せ段階で、リビングの天井高を数字で確認して承認しているので、
今更、設計者に言い出せずに完成に至ってしまい、家具を入れるとリビングの天井は高いどころか
他の部屋と同じように見えたそうです。天井高は建物の構造上、後で高くすることはできません。
それを設計者から説明された知人は、我が家に帰るのが億劫になり、会社から帰ると、家族に
「家を売りたい」と毎日のように愚痴を言っているそうです。

どうしてこんなことが起こったのでしょう?

一般人は、高さを数値で説明されてもイメージできない上に、知人がリビングの天井高に拘っていた
理由を設計者が引き出してなかったことにあります。知人にはこのような拘りがあったのです。
旧家はリビングがなく、狭い台所が唯一、家族が集える場で、新築するときには、
「天井が高く広いリビングを必ず作ろうね」と、いつも家族と話していたのです。

私はその想いを設計者に伝えたかと知人に聴いてみると、彼は、「リビングの天井を高くとは伝えた
けど、どこかココロが浮かれて専門家だから任せておけば大丈夫、素人があまり細かいことを
言わない方が良い」そう思っていたそうです。

建物の計画打合せ時、専門家とお客様の間には、知らないうちに知人が感じたような暗黙の了解
ルール
がまかり通っているのです。全ての専門家がこのような打合せをしているとは言いませんが、
お客様の家族一人ひとりの生活習慣や想いを引き出しておれば、少なくとも知人の拘りを見逃す
ことはなかったでしょう。

私は、今までのやり方を断ち切るために、ある手法を開発したのです。

30年近く、人間の共通心理を応用した建築デザインに携わった建築家としての経験と、生活習慣
改善専門コーチ
及び、人間関係コンディショニングコーチという、それぞれの専門分野から生まれ
た手法は、今までの生活環境で身についた家族の悪習慣をあぶりだし、家族一人ひとりの内面に
ある理想の住まいと、個々の価値観をコーチングによって引き出し、さらに、家族の関係性にも
フォーカスし、20年先までライフスタイルを見通した住まいと、お子様の成長と共に変化する家庭
環境を改善しながら快適な暮らしを創り出すのが住環境習慣コンディショニングです。

 

 

 

◇お客さまには

  • 新築・リフォームに失敗・後悔しない「本当に住みたい家」の掘り起こしコーチング。
  • お子様の成長と共に変化する家族の関係性を整えながら関わってゆきます。

 

◇専門家には

  • お客さまと打合せする際に用いる「住環境習慣コンディショニング」の実践手法講座。
  • 「住環境習慣コンディショニング」の資格取得(一般社団法人準備中)