先日、お客様と大阪で待合せ、
スタバでコミュニケーションワークをしました。
 
電話やスカイプより、対面セッションは
コーチング本来の威力を発揮します。

 

このワークは私がお客様に
一定の質問をしていきます。

質問の内容自体はそれほど重要ではなく
質問に答えるお客様の言語や所作の
細かいところを五感をフルに使って観察します。 

ワークをやっていくうちに
お客様が質問に矛盾を感じながらも
答えていることが数度ありました。
 
これらはよほど注視してなければ、
分らなず、通常の会話の中では普通に
通り過ぎるところです。

 

90分度のワークで気付いたことは、

たいていの人は、
考えていることを言語化する時、
自分が使い慣れた癖のある言葉にします。

聴く側は、相手の癖のある言語を一度、
自分が理解しやすい言語に置き換えて理解します。 
 

その時点で相手が本来、言わんとすることが
微妙にニュアンスが変わって伝わります。

これが双方が持っている
脳のフィルターです。

 

関係性が良い二人なら、
双方が適当に補正しながらバランスを
保つことができるのですが、
苦手な人と話していると
相手の話を理解する努力をしません。

このように双方のバランスが崩れた時に、
誤解が生まれ、関係性が悪くなる
要因を作っていくのです。

 

コーチングは「傾聴」
耳を傾けて熱心に聴くとありますが、
傾聴も大切ですが、

本来、お客様が言わんとすることを理解し、
さらにお客様自身が気付いてないことを
質問で引き出すのがコーチング。

 
観えない、お客様の目線や呼吸、表情
全身の動き、声のトーンなど、お客様が発信する
情報をワークを加えながら、ひとつ残らず拾うのは
対面セッションしかできません。

 
こうしたこともあって、

時代に逆行するかもしれませんが、
これからは対面を増やしていこうと思っています。