明日9月1日は、乙女座新月。
新月は天文上の大きな区切り。
整理整頓、浄化など不要なものを手放すことに
才能を発揮する乙女座新月。
特に今回は、
木星移動前の日食新月なので、
生まれ変わりレベルで浄化エネルギーを
使うことができそうです。
太陽と月が重なる新月は、
無意識の扉が開き、さらに日食は、
無意識レベルでの気づきがパワーアップしますよ。
ところで、
あなたはご近所とお付合いがありますか?
私の故郷の倉敷は、京都と比べて田舎なので
近所付合いがまだ残っています。
特に実家の近所は農家が多いので
野菜などは買わなくても良いくらい頂けます。
でも、田舎ではモノを頂いて
すぐにお返しをすると非常識な行為になりますが、
長く京都に住んでいると、
京都感覚で物事を観るようになります。
京都感覚というのは、
京のしきたり、しきたりの語源は(仕来たる)
昔からして来たことと言う意味で、
京の長い歴史で育まれた風習の中に、
「おため」というしきたりがあります。
自宅でご祝儀を受け取ったら、
その場で1割の現金をため紙(半紙)とともに
返すことを「おため」と言ったそうです。
これには“末永いお付き合いを”という
気持ちが込められているそうですが、
今このようなことは聞いたことがありません。
おそらく、
このしきたりの変形かも知れませんが、
京都では、モノを頂くと、
すぐにお返しをしなければいけないと
教えてもらいました。
少し私の思い込みがありますけどね。
京都のしきたりは極端な話ですが、
このように、他人から何らかの施しを受けた場合、
お返しをしなければならないとう心理は、
「返報性の原理」に則った
「しきたり」と言えるかもしれませんね。