先日、交差点で信号待ちをしてると、
横断歩道に車体の後部が残った状態で
タクシーが客待ちをしていました。

片側一車線で中央に安全地帯が
設けられている道路なので
同方向に進行する車は、
そのタクシーを追い越すために
安全地帯を走行しています。
 
もちろん、このタクシーは
完全に道交法に抵触しています。

 

そこへ、タクシーと同方向から
ロードバイクに乗った完全装備の
70代のおじさんが車道を走行してきて
タクシーの運転席の横に停止し、
「どこに止めとんや!はよどかせ!」
と大声で怒鳴り始めたのです。
 
付近にいる人は一斉に
そのロードバイクおじさんに注目です。

ロードバイクおじさんは、
タクシーの横で自転車にまたがった状態で
怒鳴っているので、進行する車は安全地帯を走行し、
大型車は対向車線にはみ出して追い越してます。

タクシードライバーに邪魔と言っておきながら
自分がしている行為が対向車まで巻き込んで
迷惑を掛けていることには気付かず
ひたすら、タクシードライバーに向けて
暴言を吐いています。

このロードバイクおじさんを見て
私まで軽い怒りを感じ、
「お前が一番じゃまやねん!」と
言ってやりたくなりました。

 

このように怒りは
増幅しながら伝染することを
実感した日でした。

私も人間ですから、
ちょっとした怒りが顔を覗ける時があります。
そんな時、こんなことを自分に問いかけます。

・何に怒っているのか?

・今の怒りは、きっかけになった出来事だけか?

・過去に今と同じような怒りを感じたことはなかったか?

・その怒りを解決するにはどのような行動を起こすのか?

・怒りに対して自分が納得する結論はどのようなことか?

・その結論は達成するだけの価値があるのか?

このようなことを自問自答してると
自分の怒りが客観的に明確になり、
怒っていることがばかばかしくなってきます。

あなたも一度試してみて下さい。

 

 

【小さな実践】6/1000

あなたの怒っていることは、
あなたにとって重要か重要でないか分類し、
重要でないと判断した場合は放置する