席と関係性

　
昨日、電車に乗っていた時の話。

ガラガラ状態にも関わらず、
私のすぐ横に、汗だくの
太った40代の男性が座ってきました。

席はガラガラなのに
私とその男性が密着して
座っている状態？？

どう見ても
不自然な光景ですよね(笑)

悪いけど席を替えました。
　
　
あなたはどうですか。
座る位置に気を使いませんか？
　
　
　
小学生の頃の席替えも
大変重要なイベントでした。

だって学期中は
席替えしないのですから
好きな女の子の隣だったら毎日が天国です。
　
　
それは大人になっても同じ。
　
会議、飲み会、接待、打合せ、セミナー、合コン
　
後から行って
空いている席に座ればいいけど、
そうもいかない場合があります。
　
　
座る位置によってストレスの
かかり具合が変わります。

私は飲み会の時は
少し時間より早めに行って
自分の好きな席に座ります。
　
早く帰ったり、お手洗いが近い人なら
なるべく端に座ったほうが良いです。
　
腰が悪い人なら
壁を背にしたほうが良いでしょう。
　
落ち着いて座りたい人は
奥の席が良いですね。
　
　　
サラリーマンをやっていた頃は
よく幹事をしていたので、
席はいつも通路や出入口寄り、
　
落ち着いて飲んだことがありません。
　
　
接待で和室を使うと
ゲストは必ず床の間を背に
出入口に向いて着座します。
　
　
これには色んな説があって、
　
花や掛け軸がある床の間を背にして座ると
ゲストが映えて見えると言いますが、
　
実は、ゲストにとって、床の間を背にすると
心理的にストレスが掛からない楽ちんな席なのです。
　
　
上座だと、入ってくる人が即座に確認でき、
場の空気を読みやすい、
　
遅れた人がいたとしても部屋に入った時点で、
すぐにゲストにご挨拶ができます。
　
こういった面でも
上座は心理的に一番、落ち着ける場所なんですね。
　　
合コンなどは、座る席によって
その日が人生のターニングポイント
になるかも知れません。
　
　　
職業で言えば、
カウンセラーやコーチは席が最も重要になります。

クライアントさんによって
対面であったり、ハの字の状態で
左右どちらかとか、距離感はどうかとかね。
　
　
コーチングする際は、
対面より、ハの字の状態が良いとされています。
　
理由は、コーチの視線に気を使わずに
クライアントさんが考える間を与えることができます。
　
ただ、コーチにとっては、
クライアントさんの目の動きや仕草を
観察することができないので、
ほとんど言語のみに頼ることになります。
　
どちらにしても、
クライアントさんがリラックスできる位置が一番。
　

男女で言えば、
男性と女性で好まれる席が違います。
　
一般的に男性は
利き腕をフリーにしていたいので
右側が落ち着くようです。

ちなみに私は左利きですが、
やはり右側が落ち着きます。
　　
女性は守られたいので
左側が落ち着くそうですが、これはどうでしょうか。

男性を守る強い女性もいますからね(笑)

心理学的には、

「右側」→相手の警戒心を解きたい時
「左側」→自分の緊張を解きたい時

だそうですが、
　
これは「相手による」というのが結論ですね。

さて、あなただったら異性と歩く時、
どちら側が落ち着きますか？
　

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