今日は実家から記事を書いています。
倉敷の夜は京都と違い、涼やかに過ごせました。

 

さて、今日は
私のちょっぴり苦い過去を開示します。

ある大手企業のシステム課に
新入社員で入社した時のことです。

 
上司からこんなことを言われました。 

「小橋君、君は若いんだから、
失敗を恐れてはいけないよ
取り返しがつかない失敗はないから、
若い時の苦労や失敗は買ってでもしなさい!」

などと、新入社員の私へかけられた
最初の励ましの言葉です。

 

やがて社内研修も終わり、
通常の部所に戻って三週間目に
忘れることもできない悪夢の大失態をやったのです。

当時、SEの助手みたいなことを
やらされていて、なんと、
重要なプログラム計画書の原紙を
シュレッダーにかけてしまったのです。
 

先輩が半月かけて作った計画書ですよ。
 
上司に火のように叱られ、
周りからも白い目で見られ、
苦痛の日々が続きました。 

よく失敗しても良いから思い切ってやれ!

などと言いますが、
本気で失敗して良いなんて言ってません。
 

世の中には様々な仕事があり、
一度の失敗も許されないことがあります。

世間で言われている
「失敗の経験は必ず後の人生で生きてくる」
と言うのは

失敗しても良いということではないです。

そんなこと分かってるって(笑)
   

失敗→挫折→苦悩→喜び=人生

何度も失敗を繰り返し
仕事やプライベートで挫折し
あぁ~俺くらい苦労している人間はいないだろうなぁ
なんてことを考えていましたが

今にして、
全部ひっくるめて人生だったと思えます。
 

若い人が失敗を恐れて
行動できないのもどうかと思いますが、
結婚して家庭を持ち、
家族への責任が伴い始めると
若い頃のような大失態はできません。
  
ある程度の年齢になってくると
素直さと柔軟性が必要かもしれません。

 

あなたはどう思いますか?