五感は言語がない時代からある
動物に備わった生存本能的な部分。
 
今回は人間関係にも生活習慣にも
関係する話し。
 

私は五感を説明する時に
ハンバークの例え話をします。
 

キッチンでハンバークを焼く
ジュ~ジュ~という音が聴こえ、
美味しそうな匂いが漂ってくる。 
テーブルに運ばれてきた
ハンバークはいかにも美味しそうだ。
口にいれるとまだ熱いが、
肉汁が口の中で広がって美味しい。
 

これは、視・聴・嗅・味・触、全ての五感で
ハンバークを食べる体験をしたことになります。

五感は多く使うほど記憶にハッキリと残ります。
 

私の場合、嗅覚と聴覚で
出来事を記憶するのが得意。

 
例えは、

金木犀の香りが漂い始めると
小学生の頃の友だちの家の近所を
明確に想い出します。

聴覚の場合、私は特定の曲を聴くと
当時の相手の表情、言葉、行動が
昨日のことのように浮かんできます。

これらは特定の香りや曲を聴いたことで
潜在意識を刺激して反応しているのです。

つまり、特定の入力で
決まった反応するように
プログラミングされているのでしょう。

 

私は犬が大好きですが、
子供の頃、尻尾を下げて唸っている犬に
ちょっかい出して噛まれた経験があるので
尻尾を下げていたり、唸っている犬には
恐怖で近寄れません。

恐怖体験ならまだあります。
 

私は高所恐怖症ですが、
幼い頃は高いところが大好きな子供でした。

子供の頃の遊びと言えば、川や山の探検。
近くに山に行っては、
急勾配の岩山を登って遊んでいました。
ある日、誰も登らないような
岩山を登っている際、ふと下を見たのです。

登ってきた高さをあらためて見た時
とてつもない恐怖で上にも下にも
動けなくなったのです。

私は崖の途中の岩に何時間も
しがみついた状態で、手足が痺れ
もう離してしまおうと思った時に
岩山の上から大人の人がロープで
降りてきて助けられました。

私が高所恐怖症になったのは
その日からです。

 
このような強烈な体験の場合、
一発で潜在意識にプログラミングされます。
 

潜在意識の中にあるものは
安全・安心で長く生きながらえようとする生存欲求。
痛みを避けたり、快楽を得ようとする欲求です。

私の恐怖体験は生存欲求を
満たそうとして作られた強烈なプログラミング。

人や食べ物、或いは出来事を
好きだったり嫌いだったりするのは
もしかしたら、あなたの中の
生存欲求がそうさせているのかも
知れないですよ(笑)
 

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