先日、セミナー動画を撮る時の三脚を
ネットで購入するのに現物を見ておこうと
家電量販店に行った時のことです。

 
カメラのところをウロウロしていると
通路越しに店員さんと目が合ってしまい
ははぁ~ん 来るな!と思ってたら
案の定、笑顔で近寄って来ました。

「カメラをお探しですか?」

説明するのが面倒くさいので
「はい」と返事したところ、

 
「おっしゃって下さったら
ショーケースから出しますので、
どうぞ手にとってご覧下さい」

 
こう言われたら、ネット購入の下見で
三脚を見に来ただけとは言えず
欲しくもないカメラの
説明を延々と聴くはめになりました(笑)

 
あなたもこのようなことがありませんか?
 
ぶらっと見たいだけなのに
店に入ったとたん近づいてくる店員さん。
少し空気を読んでほしいものです。

 

例えば、

あなたがデジカメを購入するために
家電量販店に行った際、
私の時のように対応した店員Aと、

「こちらの商品は今、一番人気で
キャンペーンもやっていますので
割引できますよ」

という店員Bがいたとして、
 

あなたはどちらの店員さんの
対応に反応しますか?

 
私の場合は、
じっくり性能を分析しながら、
大きさや重さなどを確認したいので、
どちらかと言えば店員Aの方です。

 
欲を言えば店員Aが、

「お聞きになりたいことがあったら
声をかけて下さい」

と立ち去ってくれたら大満足です(^^)

 
私のように、自分の中に
しっかり価値基準があって
あまり他者の意見に左右されないタイプの人は
内的基準型です。

 

一方、店員Bのように言われて、
買うつもりがないのに、つい衝動買いする。

自分で決めるより他者に意見を求めたり、
左右されたりする方は外的基準型

 
内的だの外的だのと、
専門用語が出てきますが、
読み分けする記号程度に捉えて下さいね。

 
これらはどちらがどうではなくて
どちらかの傾向が強いか弱いだけのことです。

 
じぁあ、
こんなことが分かったところで、
何の役に立つのかという話をすると、

 
コミュニケーションの際、
あなたが、意識して相手と話していると、
どちらかの傾向があるのが解ります。

営業などをしている時に、
内的基準型のお客様に向かって
あなたの価値基準を押し付けても
反発されるだけなので要注意です。

プライベートでも、
こんなことがありませんか。
 
あなたがあるセミナーを受けてきました。
そのセミナーはメチャメチャ感動するもので、
そのテンションのまま自宅に帰り、
子供の面倒みていた内的基準型のご主人に

「今日のセミナー目からうろこだったよ
◯◯が◇で△がこうなって・・・」

などと
ハイテンションで話したところで、
内的基準型のご主人は、
自分の中に価値基準があるので
奥さんの話を聴いても感動しないどころか
面倒くさくなったりします。

自分と同じテンションで聴いてくれると
思っていた奥さんはご主人の態度を見て
ムッとして喧嘩になるかも知れません。

 
これがタイプが解っていると、

内的基準型のご主人に対して、
あなたのハイテンションを少し抑え気味に
淡々とセミナーの要点を伝えていると、
ご主人の価値基準に触れるところがあれば
勝手に質問してきます。

このケースが逆の場合、

外的基準型の奥さんには
ご主人が少し感情を入れながら、
面白おかしく話すと話が広がります。

 
ご主人を内的基準型、奥様を外的基準型と
決めつけておりますが、あくまでも
便宜上のことゆえご了承下さい。

 

このようにタイプが分かれば、
普段、冷めた会話の中にも笑いが出るし、
些細なことで冷戦状態になることも少なくなるでしょう。
あなたなりのパターンで応用してみて下さいね。

 


 

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