ちょっと今日はゆるい話

  

「物忘れは気にしなくて良い」

高齢になると、あちこちで
このような気休めの言葉が飛び交っています。

実は私も「ど忘れ」が多くなって困っています。
それが半端ないじゃないんです(笑)
 
隣の部屋に用があっていったのに
何だったか忘れてしまいます。

そんな時には、元の部屋に戻り、
周囲を見渡してみると思い出すんです。

あなたは、こんなことはありませんか?

 

そう言えば、
子供の頃の一日は長く感じませんでしたか?

大人の一日はアッいう間に過ぎ去ります。
どうやら、これも記憶に関係しているようなんです。

 

 

年をとると物忘れが激しくなるといいます。
 
実は子供も結構、物忘れは多いと思いますが、
子供は大人のように気にしませんから
忘れているだけなんです。

 

物忘れが激しくなった人は、
子供の頃は物覚えが良かったのに大人になるにつれ、
物忘れが激しくなったと言います。
 

それにはこんな仮説があります。

1万個入る容器に500個の余裕がある状態が
子供の脳だとします。一方で、
同じ容器に9000個入っている大人の脳に
新たに詰め込もうとすると、整理しながら入れないと
とんでもないことになります。

逆に記憶を呼び起こす時も、
500個と9000個では検索速度が違って当然です。

 

大人はこれまで蓄積した記憶量が、
子供より圧倒的に多いのですから、
物覚え悪くても、ど忘れが多くても仕方がないことです。 

そのように考えると

物忘れは気にしなくても良いでしょ(^^)

 

余談ですが、

往復路で、
行きはすごい時間がかかったように感じるけど
帰りは早く感じたことはありませんか。

理由、わかります?

色んな説があるのですが、脳科学的に言うと

行きは、入ってくる情報のすべてを
脳に落とし込む作業をするが、
帰りは、落とし込んでいる情報の中で
特に印象に残る部分だけをアウトプットするだけ、

という説です。

これらはすべて仮説ですからね。