あなたが幼い頃に過ごした我が家で
懐かしい想い出はありますか?

私の幼い頃の我が家は、
ボロボロでみすぼらしい家でした。
そんな我が家にも、友だちが遊びに来て
楽しく過ごした想い出があります。

今、思えば親に干渉されずに
自由に遊べたことだったように思います。

私の家族は母と祖父の三人暮らしで
母は二交代制の会社に勤務していたので
学校から帰ると祖父だけでした。

その祖父も離れの作業小屋で内職をしているので
我が家はいつも私ひとりが自由に使い
友だち同士でのびのび過ごせたのです。

住まいには、家族が共有できるスペースと
個人が寛げるスペースがあります。

よくあるお客様の要望は、
「家族の気配を感じられる家を創りたい」
というのが最近多いのです。

気持ちはよく分かります。

あまり干渉し過ぎない程度に
子供の行動を把握するためとか
身体が悪い高齢者の安全のためとか

しかし、一旦、そのようなオープンな
建物にすると、もし家族のライフスタイルが
大きく変わった時には
大規模なリフォームが必要になります。

子供も成長すれば
親から干渉されたくありません。
逆にオープンにしたことで
それぞれにストレスが溜まるでしょう。

会社や学校から帰ってホっとする場所
家事を終えてホっと一息つける場所

もしかしたら本来、人が求めているものは
「居心地がいい場所」かも知れません。

幼い頃の実家はボロボロでした。
でも、私にとってはとても
居心地がいい場所だったのです。

もし、あなたが
新築やリフォームを計画する時は
建物の中に「居心地がいい場所」を
どこかに設けることです。

居心地がいい場所はそれぞれあります。

掘りごたつがある和室、坪庭、土間、デッキ
吹付けのリビング、防音の部屋、屋上
工具がいっぱいあるガレージ
やりかけで置いておける趣味の部屋。

これらは、あなたの幼い頃の環境や生活習慣、
家族との関わり方が大きく影響しています。

家族の関係性は、住まいのカタチによるものも
大きいと言えるのではないでしょうか。

 

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