最近、ほぼ毎週日曜に講座を
行なっています。
何が楽しいって
そりゃもう
人との出会いでしょう(^^)
伝える仕事をしていても
参加者の方から学ぶことは
たくさんあります。
講座は始まりの場の空気感が
その日のモチベーションが決まると言っても
過言ではないような気がします。
日によって、
講座の空気がどんよりしている時があります。
そんな時、私が行なっていること。
面白いことを言って場を盛り上げる・・
私がやるとダダ滑りです(笑)
チェックインの時に
場を盛り上げてくれそうな人を
見つけておく。
これです。
場が和むまで、その人にふっていると
実にたくみに他の参加者が話しやすい
ムードを作ってくれますから
ありがたい存在です。
そういう私も
初めてセミナーを経験したのは26歳の頃、
「現場から観る生産性の向上」
というダサいタイトルでしたが、
高額賞金のかかった
社内セミナーコンクールに
奇跡的に優勝できました。
大手鉄鋼メーカーだったので
社内誌に掲載されるなど、
少し有頂天になっていた
時期がありました(笑)
セミナーの内容は
グループで半年かけて作ったもの、
内容が評価されただけのことで
私への評価ではありません。
勘違いも甚だしいですね(笑)
セミナーや講座をする前日の夜は、
初めて登壇した時を想い出します。
前日にシュミレーションして
一睡もできなかったこと。
まったく経験したことがない人たちに
言葉で伝えることの難しさ。
人に伝える難しさは
どこからくるのでしょうか。
さて、ここからが本題です。
人はそれぞれ違うフィルターで
物事を観て聴いて感じる
それぞれ個々の判断基準を持っています。
同じモノを観ても聴いても、
無意識に自分の体験や知識の
フィルターを通しているのです。
例えば、
カップルが映画を観ても、
感動する場面が違うので、
「あなたは何で泣いてるの?
私はむしろ、怒りを感じたわ」
なんて会話になったりします(^^)
人はそれぞれ、
知識や体験してきたことが違います。
それぞれの体験を通して琴線に触れる
セリフとかシーンで感動したり共感したり
様々な価値基準があります。
上記のように言われた彼は、
恥ずかしさから、
「人それぞれだろう!」
と返すかも知れません。
コミュニケーションが
上手くいかない原因のひとつに
「言葉足らず」があります。
相手が「このくらい解るはず」と
思って省略して話している内容を
あなたの判断基準で勝手に解釈し、
あなたも省略した言葉で相手に返す。
ここから負のスパイラルが始まり、
どうでもいいような些細なことで
誤解が生じて喧嘩になることがあります。
これを回避する方法は
「欠けた穴を埋める質問」
上のような例なら
「あなたが泣いているのは
どのようなシーンに共感したの?」
という質問をすれば、
泣いた理由は違うかも知れませんが、
会話は盛り上がるはずです。
コミュニケーションは親しくなるほど、
言葉が省略され、欠けた部分が多くなります。
私の知り合いの
会話がなかったご夫婦も
奥さんがご主人に質問をするようになって
最初は面倒くさそうに答えていたご主人も
最近では積極的に話すことが多くなったそうです。
質問されると
相手は自分に興味を持ってくれていると
嬉しくなるものです。
会話が少なくなったご夫婦、カップルの方、
是非、穴埋め質問をしてみて下さい。
質問をされると人は答えたくなるものです。
相手が面倒くさそうにしてても
続けてみて下さい。
きっと発展的な結果が出ます(^^)
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