新築・リフォームの相談に来られたお客様に
私が必ず聴く質問があります。

「幼い頃の家の中のエピソードは何ですか?」

例えば、
嬉しかったこと、腹が立ったこと、
悲しかったこと、楽しかったこと。

 
 
私の場合は、

庭で遊んでいる小鳥のさえずり。

天井裏から聞こえるネズミの運動会。

庭いっぱいの盆栽と樹木。

庭の通路両脇に規則正しく埋め込まれた
キラキラ光る空きビンの底。

日差しで温まった畳の感触。

祖父の気配を感じる安心感。

かまどの煙や七輪の炭の匂い。
 

これがあると、今でも現実にあるかのように
幼い頃の我が家を想い出します。

私が懐かしさや居心地の良さを感じる建物は
たいてい、これらを五感で感じています。

私の幼い頃のエピソードから
ココロから求めている我が家は、

樹木の中に回路がある庭

広縁がある和室

囲炉裏か暖炉があるリビング

これらが私の五感を刺激してくれます。
 

このように、幼い頃のエピソードは
はっきりと潜在意識の中で整理され
何かがキーワードになって
引き出しから出てきます。

ワクワク感や孤独感であっても
不思議に懐かしく思えたりします。

こういうものをお客様の家族から
コーチングで徹底的に引き出すと、
家族が心底求めている理想の家の姿が
観えてくることがあります。 
 
 
人が不足を満たそうとする裏には
必ず理由があります。

それは少し考えて答えが出るようなものではなく
深い意識の中に眠っている本人すら
気付いていないことかも知れません。
 

あなたにお聴きします。

あなたがこれから家を創るとしたら
どのような五感を感じたいですか?

 

089 - コピー

 


 

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