先日、知り合いと話していて
少し、イラッとくることがあったのです。

何にイラついているのか分からないまま
話をしていましたが、ある瞬間、
お互いにストレスを感じるくらい
内容にギャップがあることに気付いてのです。

相手とは気心が知れた仲なのに
何故、こんなことが起こるのでしょうか?

先日もメルマガの人間関係のことで
少し話たのですが、これはお互いに、
ポイントとなる話題の意識確認せずに
それぞれ自分のステージで話をしてるからです。
特に私のようなド天然には要注意です(笑)

 
このようなことが
建築プランの打合せ中に起こり、
修正がないまま専門家の常識ルールに
当てはめられて工事が進んだとすると問題です。

 
例えば、

お客様が打合せでこう言ったとします。

「この部屋はコンセントの数を増やして下さい」

このような要望は、図面が完成している時は
その場で追記できますが、図面がない時の
打合せ時にはノートに書き込む程度です。

商品見本で確認しない、一見、地味な設備の要望が
案外、見落としやすい落とし穴です。

 
以前、工務店の営業マンがこの要望を見落とし
設計者に報告しないまま、
通常のコンセント箇所で建物が完成。

入居後、お客様から大クレームが入り
部屋の壁をめくってコンセントを増やすという
大失態が実際に起こりました。

これは営業マンが自分のステージで
お客様の要望を軽く聴いたことによって
起こるべくして起こったミスです。

もし、この打合せの際に
お客様にこう聴いていたらどうでしょうか。

何故、コンセントが多く必要なのですか?

コンセントの位置や高さは?

どのような家電を使うのですか?

これだけ聴いただけで、
双方の意識確認ができます。

もしもその部屋に置く器具が
専門的なもので電気の容量や重量が関係する器具だったら、
電気の容量を変える必要が出てきます。
重い器具なら床の補強が必要になってくるでしょう。
 
これだけ打合せをすれば嫌でも記憶に残るし、
双方の食い違いが早い段階で明確になります。
 

些細なことから、
ミス・モレ・ムダ・ムリが発生します。
これらはコストと納期に影響するばかりでなく
お客様のストレスになるのです。

 
それがデザインとなると大変です。
お客様と営業マンと設計者のステージが
それぞれ違うので、全てすり合わせするには
何故、お客様がそのデザインを要望するのか
とことん掘り下げて引き出すしかありません。

 
お客様の家創りのワクワク感は
顕在意識より過去の記憶を辿った潜在意識に
あることがほとんどです。

あなたも家創りをする際には
眠っているワクワク感を引き出して下さいね。

 

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