先日から
人間関係の話ばかりしているのは、
  
今週の土曜日に
「人間関係を整えるプチ講座」
を行なうことになりまして、
その予習を兼ねて書いている次第です。

 
さて、今日もコミュニケーションの基本構造
行動(言葉・表情)の負のループの続きですが、

言葉のちょっとした言い回しで
会話の歯車が咬み合わなくなることがあります。

  
講座の参加者さんのイライラ原因で多いのは
  
「上司の言うことがコロコロ変わってイライラする」

上司の場合はイライラしても言えないので、
それが溜まってくるとストレスになり、
形を変えて爆発することがあります。

ではどうする・・ 

この上司、もしかしたら
忘れっぽい性格の人かも知れないので、
こう言ってみてはどうでしょう。

「確認してもよろしいですか?
以前は◯◯と仰っていましたが、
今回のご指示は△△でよろしいですか?」

上司の指示が変わる度にこう問いかければ、
もしかしたら自分の忘れっぽさに
気が付いてくれるかも知れないし
あなたのストレスも軽減されるはずです。

 
このような例もあります。

奥様がご主人に

 
「いつも帰ったらテレビばかり観て、
少しは何か手伝ってもいいんじゃない!」

これを分類すると、

「いつも」は 、毎日なの?

「テレビばかり」は、他にしていないの?

「少しは」は、普段まったくしないの?

「何か手伝っても」は、具体的に何をしてほしい?
 

こう聴き返したくなりますね(笑)
  
このような言葉を奥様から言われたとしたら、
会社でストレスが溜まっているご主人、
カチンときて売り言葉に買い言葉で
喧嘩になるかも知れませんね。 

 
このように感情にまかせて言ったり、
伝わると思い込んでいる言葉も
時としてひとり歩きし、最初は些細なことから
とんでもない負のループに陥る場合があります。

一度、感情的な負のループが始まると、
「何故、理解できないの、聴いているの!」
というように相手に原因を求めます。
 

大切な会話の時は、面倒くさくても
自分の想いが伝わっているかどうか確認し、
聴く側も相手が何を言いたいのか
理解しようとする気持ちがあれば、
少々誤解があっっとしても
ちょっと言い直すだけで何事もなく
会話は続くことでしょう。

 
「自分の行動(言葉・表情)は観えない」
ということを日頃から意識づけし、
身近な人との会話ほど、言葉足らずになるので
言葉のボキャブラリーを増やしておきたいものです。

 

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