あなたはどちらが利き腕ですか?

そう、たいていの人が、
利き腕、利き足、利き目と、身体の縦半分、
左右どちらかが得意傾向にあります。 

 

私は基本的には左利きですが、
ボールを投げる時、テニスのラケットを握る時、
トンカチを持つ時以外は全て右利きなんですよ。

ただ、絵を描く時は、右で描きますが、
細かい部分を描く時は左です。

面白いでしょ(^^)

 

ただ、世の中のモノは
ほとんど右利き用に考えられているので
左利きは不便なことがありますね。

 

面白いことに、

産まれたばかりの赤ちゃんは、
最初に左手から使います。

それにはこんな理由があるんです。

 
普通、お母さんのほとんどが右利きですよね。
 
右利きのお母さんが、
赤ちゃんの頭を左にして左手で抱きます。
 
その状態で右手でミルクを飲ますと、
赤ちゃんの右手はお母さんの身体に挟まるので、
自由な左手で哺乳瓶を持つそうです。

「私は赤ちゃんの頭を右にして抱くよ」
と言われそうですね(笑)

 
まぁ、時代とともに生活習慣が変わっているので
一概には言えませんけどね。
 

もしかすると、
人は生まれ持って左利きで、成長とともに
右利きに変えられるのかもしれませんね。

 
 

私がコーチになる前の話ですが、

住宅の設計をやる前は、
長い間、商業インテリアに携わってきたので、
店舗に人間の心理、習慣、本能などの
共通感覚を取り入れてデザインしてました。
 

例えば、

ほとんどのスーパーやコンビニ壁側の商品は
基本的に反時計回りの動線でレイアウトしてます。

スーパーなどは右手でとって商品を見たり、
飲料水が入った冷蔵庫のドアも左手で開けて
右手で商品を取るようになっています。
もちろん、例外店舗もありますよ。
 

陳列棚も左から右に商品を
目で追うように配列されています。

 

競技場のトラックも、
選手は反時計回りに走りますが、

それには様々な説があります。

人は左足を軸足とした方が走りやすいとか、
心臓の位置の関係とか、
利き腕の右手をトラックの外側にした方が
コーナーでバランスを取りやすいとかね。
 

人体は、ほぼ左右対称ですが、
内臓は左右非対称だし、脳も機能的には、
左右の作業分野が別れています。

 

このように考えてみると、
人間の生活は、左と右に分けられていることが
多いということが分かります。

 
長い人生、何度も何度も
左と右を選びながら進んでるのでしょうね。

 

私が心筋梗塞で倒れた際にも
左と右の分岐点に立たされましたが、
いったい、どちらの道を選んだのでしょうか(^^)